レッスン解説記事3 |
ではつづいて、耳抜きは万全ではありませんが次に進みます。
残りの項目は以下のとおり。
E浮上時の注意
Fボートへの上がり方、ボートからのエントリー
G休み方とシュノーケルクリアの上級テクニック
Hリラックスダイブ
Iウェットスーツなしでのダイブ |
E浮上の時の注意
浮上のときに注意することは、自分が上がる先に障害物が無いかを把握することです。安全確保のためには、片手を上げて浮上するくせを身に付けることが良いとの事です。
広い海であっても、他のひとや、ボートなどがあり、頭をぶつける例は結構多いそうです。
自分なりに理解して、普段から心がけていたつもりなのですが、耳抜きがうまく行かないために緊張で息が続かなくなり、あせって浮上することが多かったので、結構忘れて浮上してしまいました。
でも、ほんとうはあせっているときこそ重要なんですよね。 |
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Fボートへの上がり方、エントリーの仕方
まずはボートへの上がり方の注意です。
ボートの舷側にロープなど掴まる物があるので、それをつかんで順番に並びます。はしごは大概1つしかないので、あがるのは一人ずつです。
はしごを掴んだら、フィンを外してボートに上げます。大概は補助のひとが居る受け取ってくれるとの事。
それからはしごで上がります。
この時、次のひとははしごの下で待ってはいけません。上がりかけのひとが足を滑らせて落ちてくる可能性があるからです。
つぎは、ボートからの入水(エントリー)のしかたです。
入水のショックでマスクが外れる可能性があるため、片手でマスクとシュノーケルのマウスピースを、もう片方の手でマスクのストラップを押さえておきます。
それからボートのふち(角)を片足の土踏まずあたりで踏んでもう片方の足を前に大きく踏み出します。この時視線を前方水平で遠くに維持します。そしてそのまま、垂直に水上に落下します。
水面を見てしまうと前のめりになって、お腹を打ったりしそうですのでご注意を。
イルカと遊ぶときには、エントリーでまごまごすると全くイルカと出会えないらしいので慣れておきましょう。なお、この練習はNASでも何度かやっていたのでOKでした。
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G休み方とシュノーケルクリア上級テクニック
シュノーケリング、スキンダイビングでは疲労は大敵です。
ムリをしないように体力を温存しながら適宜休憩を取る必要があります。水面に水平に浮いて休む方法を前に紹介しましたが、今回教わったのはこちら(右図)。
体をリラックスさせて、シュノーケルだけ水上に出して、休みます。
先生の姿はまるで水死体(失礼)でした。
今回は淡水プールなので浮力が少なめですが、海では浮力が増えるのでより楽に休めるとの事。
まあ、なんとか休むことが出来そうです。なれないとちょっと緊張します。
余談ですが、ウェットなしで淡水だと、ダイジロウの場合は脂肪が少ないせいか、シュノーケルに水が入ってきてしまいました。
つぎはシュノーケルクリアの上級テクニックを教わりました。
浮上時で上を向いているときに、あらかじめ息をシュノーケルに吐いておき、シュノーケル内の水を抜いておきます。すると、水面に達したときには排除する水がほとんど無いため、より楽にクリアができます。うまくやると水上に出たときはすぐに空気が吸えるそうです。深く潜るときは一刻も早く呼吸をしたいことが多そうなのでこれも習慣に出来ると良いでしょうとの事でした。
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Hリラックスダイブ
さあ、一通り基本を練習したところで、応用編の開始です。
プールの端から端までを、潜ったまま自由に水中を楽しみながら、進んでみます。
ゆったりとしたフィンワークでリラックスにより水中の時間を延ばします。
所要時間は約30秒ほど。
1回目は、1m深度エリアから出発し、ジャックナイフから2mを越えたあたりで水平に移行して耳抜きをトライしながら周りの様子を伺います。うまく耳抜きが出来たので、ななめに3m付近まで潜り、6m深度エリアまできました。
それから調子に乗って仰向けに回転し、頭を反らせてさらに下を目指します。4m付近で体を捻りながら水平移動に移行します。そのままゆっくり水平に移動し反対端付近で上昇し、OKをいただきました。
いやあ、ほんとイルカになったみたいです。楽しすぎ!
これぐらいゆったりと余裕をもてれば、イルカと遭遇したときに一緒に遊べる可能性が高まるとの事。水面に居続けたのではなかなか遊んでもらえないので、安定して30秒から1分程度連続でもぐっていられるようになると良いでしょうとの事でした。
TSUMAはイルカと遊びたいなんてはじめて聞いたとか言ってましたが、ドルフィンスイムは男のロマンなのです。遊びたいに決まっています。モルディブで会えるといいなぁ。
ただし、うまくいったのはこれ一回で、もうそろそろ耳抜きがうまくいかなくなってきました。
耳抜きがうまくいかないと、とたんに緊張感がUPするようで、深く潜れないのももちろんですが、息が続かなくなってしまうので困ったものです。ともあれ、これを残り時間の大部分で繰り返しトライしてみました。
まあ、ダイジロウはもともと心肺機能は高くないので呼吸法や機能UPのトレーニングは別途行う必要がありそうです。
以上、今回は4mまででした。耳抜きがうまくいけばかなりの深さまで楽しめそうなのでまたいつかトライしてみたいと思います。 |
Iウェットなしのダイブ
ここまではウェットスーツ+2kgのウェイトで練習してきましたが、最後はスーツとウェイトなしで、感覚がどう変わるか確かめながらダイブしてみます。
スーツが無いので体が自由な感じですが、浮力が無いのでちょっと沈み気味で怖い感じです。
また、若干水が冷たい感じです。そういえばウェットスーツはあったかいですね。水から上がると体温であったまったお湯があふれてきますからね。
ともあれフリーでTSUMAとバディシステムで交互にトライしてみます。
ここぞとばかりにドルフィンキックや、バブルリング作成などやってみました。
深いと余裕がなくなるせいか、水中でシュノーケルを外すのが案外怖いものでした。
もちろん慣れが一番なので何回かトライして出来るようになりました。 |
さいごに
ダイジロウは深い海でライフジャケット無しのシュノーケリングをしておりませんので、深いところ初体験でした。結構緊張もしましたが、目新しい世界が楽しみであっという間の2時間でした。
また基本的なところのチェックから上級のテクニックまで貴重な体験が出来ました。
ほぼマンツーマンなので非常に濃いレッスンでした。
ピピダイビングスクールの嶋田さんにはあらためてこのページでお礼を申し上げます。
来年はモルディブ旅行を計画していますので、それにむけてあと1,2回はこのレッスンを繰り返して見たいと考えています。それから、海での応用練習も夏にはやってみるつもりです。
モルディブの海をあえてスキューバでなくシュノーケリングで楽しみつくすのを目標に、
こんごもレベルアップを図ります。
さてみなさんも、プールスキンダイビングレッスン、いかがですか?
シュノーケリングの入門コースもあるようですのでぜひどうぞ。 (回し者ではないですよ(^_^;)ほんと)
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